週末職人

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自分を大切にするということ。

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「自分を大切にしましょう」とはよく聞く言葉です。自分を大切にするとは、つまりは、「自分の気持ちを大切にする」ということです。自分はこうしたい・したくない、自分はこう思う、といった気持ちに素直になり、それを最優先しましょうということです。 

          自分を大切にするということ。

自分のことはいつも後回しで、周囲の人たちに気を遣ってばかりの”優しい人”や、自分の希望は遠慮してでも、相手の望みを叶えようとする”思いやりある人”。これらの気遣いや振る舞いが、自分自身の喜びから発露したものなら良いのです。でも、人に嫌われたくないとか、自分勝手だと言われないようにとの犠牲的意識によるものだったら、「自分を大切にしていない」ことに他なりません

そんなふうにガマンを重ね、自分をないがしろにし続けることが、心や身体に悪影響を与えないわけがないのです。

まず、いつも自分を抑えてしまうことで、自分に自信が持てなくなります。そして、自分よりも他人の意思を優先するということは、他人に依存したり、他人の支配を受けて生きていくようなことになりかねません。なにより、自分を大切にできないことの一番の弊害は、周りの人からも大切にされない、ということです。人は、自分が自分を扱っているのと同じように、他人からも扱われます

 

例えばですが、あなたが誰かと週末にでも遊びに行く約束をして、直前になって相手が突然キャンセルしてきたら、不愉快になりますよね(キャンセル理由が不祝儀や特殊な事情によるものだとかは、ここでは別にして)。ここで「本当は怒りたいけれど、嫌われたくない。相手を不愉快にさせたくないから怒らない」というのは、自尊心が低く、自分を大切にしていない証拠です。あなたもその約束のために自分の予定を開けて、何らかの準備もし、楽しみにもしていたでしょう。その自分の時間や気持ちを犠牲にして、ガマンして「いいよいいよ」なんて言ってはダメなんです。

ここで怒らなかったことで、「自分は不愉快だ」と意思表明しなかったことで、キャンセルしてきた相手は「あの人はドタキャンしても怒らない人」と、あなたを”都合の良い相手”として認識する可能性があります。そして、このような相手の理不尽な言動にあなたがガマンするということが重なるにつれ、相手はあなたを「大切に扱わなくてもいい人」と軽んじるようになっていくのです。

ちょっと考えてみると思い当たりませんか?「あの人との約束は何があっても絶対に守る」と、”万難を排して”大切にしようとする相手と、「あの子ならドタキャンしても許してくれるわ」と、直前で約束を違えても問題ないと考えられる相手

それは、キャンセルして平気な立場からすれば、無意識にも、「あの子」を大切な人であるとは考えていないということ。そして、いつも怒れず許してしまう「あの子」は、自分の気持ちを犠牲にして自分自身を大切にできていない人、ということです。

 

いつも自分の意見よりも他人の希望を優先していたら、周囲の人は「この人の意見は聞かなくていい」と軽んじるようになりますし、自分の感情よりも人の御機嫌とりばかりしていたら、周囲は「この人の気持ちは重要じゃない」と認識します。

           自分を大切にするということ。

*自分を大切にする方法

自分を大切にする方法というよりも、何より大事なのは「自分の気持ちを最優先する」ことです。自分の気持ちを優先するとは、人に無理に合わせない、自分の感情を押し殺さない、周囲の目を気にしない、ということでもあります。自分はやりたくないのに人に合わせて同じようにやったり、腹が立つのに怒れずにガマンして許したり、周囲を気にして欲しいものを欲しいと言えなかったり...。そういうことは全て、自分よりも他人を優先し、自分を否定している行為です。何よりも自分の気持ち・感情を優先し、自分に素直に行動することが自分を大切にすることにつながります

 

*自分を大切にすると… 

自分を大切にすることで、人からも同じように大切にされます。そして、自分を気持ちを優先して生きることで、自分自身が楽になります。楽になるとストレスも減り体調も良くなりますし、心に余裕が生まれるため人に優しくなれ、人間関係がうまくいくようになります。 人間関係が上手くいくようになると、人生が楽しくなりますね。

 

自分に気持ちに正直に、自分の気持ちを最優先で、やりたいこと・やらないこと(やめること)を決める。「自分を大切にする」ということは、ある意味では覚悟や勇気の要ることかもしれません。

 

今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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