週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

NO!と断る選択もある。要らないときは要らないと伝える。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 

過日、友人宅にお邪魔していたときにチャイムが鳴って、
その友人の幼馴染という女性が訪ねてきました。

その女性は、「これあげるわ。使って」と
ランチトートくらいの大きさの紙袋を友人に差し出し
そそくさと帰っていきました。

彼女が持ってきた紙袋の中を見せてもらったら、
マニキュアやアイシャドーといった
こまごました化粧品類や、
どこかの企業名入りの景品みたいな
タオルやボールペンがドッサリ。

でもよくみると、ほとんどが
「使いかけ」のモノばかりだったんです。

アイシャドーのチップには
汚れがコビりついているし、
マニキュアは蓋がカチカチに固まって
開かなくなってるものも…。

 

「あの子、いつも要らなくなったモノを
 うちに持ってくるねン」
と、ウンザリ顔で言う友人。

なんでそんなモノを受け取るのかと訊いたら、
「捨てるのもったいないから使ってほしい
 って言われたら、断るのは悪い気がした」
のだそう。

でもだからと言って彼女も使うわけでもなく、
結局全部ゴミに出すのだそうです。

「なんやそれ~!?」って私は、
あちらにもこちらにも
大声でツッコミ入れたい気分でした(笑)。

 

Noと断る選択もある。要らないときは要らないと伝えるのダ。

 

相手が望んでもいないのに、
自分が不要になったモノを
「あげる」と押し付けるなんて、
相手をごみ箱代わりにしてるとしか思えない!

「ふてぇ野郎だ」って感じです。

ですが、きっぱり断らない方も良くないです。

「断るのは悪い気がする」
と言う友人もそうですが、
断らない人は、自分の気持ちよりも
相手の気持ちを優先してあげようとする
とても優しい人なのでしょう。

相手を思いやってるのでしょう。

 

でも単に、相手から悪く思われたくないだけ、
とも言えませんか?

悪く思われたくないから、自分は要らないモノも
受け取ってしまうのです。

 

そして、いつも人の思惑や機嫌ばかり優先していると、
きっとすごくストレスを感じることでしょう。

 

自分の”ゴミ”を押し付けるような幼馴染をはじめ、
誰かに、何かを差し出されたり提案されたとき、
自分が要らないならば、「要らない」と言って
良いのです。

 

「要らない」って言うと嫌われるんじゃないか、
と恐れる気持ちがあるかもしれません。

(べつに嫌われたっていいんじゃないの、と私などは思いますが)

差し出されたものを断ったら、たしかにそのとき
相手は多少ムっとはするかもしれません。

「親切で持ってきてやってるのに」って。

でもきっとそれだけです。

時間が経てば忘れるでしょう。

しつこく怒り続けるような相手なら、
勝手に怒らせておけばいいんです。

そんなつまらないことで怒る人になど、
嫌われて縁が切れたほうがバンザイじゃないですか?

 

それでもまだ、
相手の機嫌を損ねるのが怖かったり、
「そんな極端に考えられないワ」と言うのなら、
『適切に断る理由』を事前にいくつか
考えておけばいいのです。

 

食べ物なら、
「アレルギーがあって食べられない」
「医者に禁止されてる」

服やアクセサリー類だったら、
「断捨離中だから物を増やしたくない」
「金属アレルギーがある」

化粧品類なら、
「アレルギーがあるから
 決めたメーカーしか使わない」
などなど。
(こうやって見ると、大抵は「アレルギー」の一言で片付きそう)

もっともらしい正当な理由を述べて断れば、
差し出した相手も、とりあえずは
プライド(?)が保たれたまま、
引っ込みがつくでしょう。

 

以上のようなことを、私は友人に”提案”してみました。

でも友人は、
「(幼馴染が持ってくるモノを)断ったら、
気まずくなりそう。
ちょっとガマンすればいいだけだから」
と言うのでした。。。

 

Noと断る選択もある。要らないときは要らないと伝えるのダ。

 

世の中には彼女のように
「自分さえ我慢していれば丸く収まる」と、
言いたいことも言えずにストレスをためてる人が
たくさんいるのかもしれません。

「顔で笑って心で泣いて」という言葉がありますが、
ガマンもほどほどにしておかないと
自分をなくしてしまいます

ストレスがたまって病気になるかもしれません。

そうなるのはイヤならば、
いつも「YES」と返事するばかりじゃなく、
要らない時・イヤな時には「NO!」と伝えるという
自己主張をすることです。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ