週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

嫌な人・ことからは、全速力で逃げるが良し

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毎日を、出来るだけ心地良くゴキゲンに過ごすためには、嫌な人や嫌なことからは、しっかり距離を置くということが肝要です。でも、普通に歩いていても向こうからぶつかってくる事故があるように、自分からは関わらないようにしていても、嫌なことや人のほうからやってくる場合もあるのが人生というもの。

          イヤなモノからは全速力で逃げるが良し

私自身の話で恐縮ですが、経験談を一つ。もう何年も前のことになりますが、当時勤めていた会社で、同じ部署の先輩からの愚痴攻撃に追い回されたことがありました。ちょっと細かく説明すると、もともとは同じ部署だったのが、その先輩が他部署に異動してから、愚痴が始まったのです。最初は、たまたま廊下や化粧室で顔を合わせたタイミングに、ちょこっと聞かされる程度だったのから始まって、徐々にその立ち話くらいでは彼女の愚痴が収まらなくなってきて、「あとでチャットするわ」に発展しました。その会社では、社員同士がメールシステムを使ってチャットが出来たのです。

実際に翌日から、朝出勤してパソコンを立ち上げると、「どこかで見てたのか!?」と周囲を見回してしまったくらい間髪を入れず、その先輩からのチャットが届き始めました。私が返事をしなくても、延々とそれが送信されてくるのです。そして、「チャットだけでは書ききれない」と今度は社内の電子メールにも、プリントアウトしたら何枚分になるかとやってみたくなるほど長文の、”愚痴・悪口・不平・不満”を記したメールが送られてくるようになりました。

最初のうちは、私もそれなりに返信してました。なにしろ一応先輩ですし、他部署とはいえ社内で顔を合わせる機会も多いから、無視もできない気がして。でも、それがもう毎日毎日続くのです。そのうち、先輩からのメールは開くのも嫌になり、読まずに放置していたのですが、私が何も返事しないことにイラだったのか、次にはなんと、内線電話がかかってくるようになったのです。電話の内容はもちろん愚痴悪口etc.。出ると、「ウン。ワタシ。ごめんね(←と一応)でも、ちょっと聞いてくれる?」と始まるのです。うわ~逃げられへン!と、本気でトリハダたちました。

          イヤなモノからは全速力で逃げるが良し

愚痴を言う人は、べつに解決策を求めているのではなくて、愚痴そのものを誰かに言いたいわけです。でも、聞くほうとしては、そんな「耳汚し」は勘弁してくださいって感じです。なので私は、適当に相槌をうちながらも、送話口から聞こえてくる話から出来るだけ意識をそらせて、自分の中に取り込まないようにしていました。 

でも、そんな日々が延々2か月ほども続いて、私の堪忍袋もついに切れる日がやってきたのでした。もうこれ以上はガマンして聞いてられないと思い、その先輩にハッキリと、「もうこれ以上、愚痴聞き役はできません」と言いに行ったのです。

それを言うことで、今度は自分が悪口を言われたり、もしかしたらイジメられても別にいい。そうなったら人事に言いつけて、なんなら会社も辞めてやる!と『腹』を決めて。それまでにも何度も、愚痴をやめてもらおうと、「もっと楽しいこと考えましょうよ?」等と婉曲に言ったりはしていたのですが、オブラートで包んだような曖昧で中途半端な言葉や態度だと、やっぱり全然伝わらなかったのです。

結果として、その先輩とはいわゆる絶交となりました。でも、そんな人なので、それで良いのです。わたし的には万々歳。「絶交してくれて、ありがとー!」という感じで、憑き物が落ちたように爽快で、軽快な日々を取り戻せたのでした。その後も先輩は、別の女性を聞き役にして同じような日々を送っていたようですが、結局数か月後にどういうわけだか退職していきましたとさ。

          イヤなモノからは全速力で逃げるべし

人との出会いは「縁」ですが、「引き寄せ」「類友の法則」などとも言われます。ということは、私もそういう人を引き寄せる、愚かさやネガティブさを持ち合わせていたのだと認めて反省しつつも、とにかく嫌な人・嫌なことは全力で拒否してOK、だと思うのです。

人の良いのもバカのうち、なんて言葉もあります。先輩や上司、友達だからと、遠慮したり間違った気の使いかたをして、理不尽な扱いや態度に耐えてストレスをため、挙句にビョウキになったところで、相手は何の責任もとってくれません。それどころか、自分のせいだなんて、きっと想像もしないでしょう。

そして、そんな相手に間違っていることをわからせたり、「正して」あげる必要はありません自分を守るために、嫌な人・ことからは、ただ黙って全速力で逃げ去れば良いのです。

          イヤなモノからは全速力で逃げるが良し 

余談ですが、社内メールは何年も、何十年も、社内のサーバーに残り続けるということをご存じでしょうか。自分の使ってるPCのメールフォルダからいくら削除しても、関係ありません。社内外問わず、会社のメールサーバーを介してやり取りしたメールは、基本的に全て残っています。万一、会社のパソコンを使って”プライベートな内容”のメッセージを送るのならば、十分にお気をつけくださいませ。 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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