岡山・児島製のデニム生地が手に入ったので、バッグをつくりました。
綿と麻の混紡素材でスラブ感があり、一見すると藍染めのような、個性的な表情。
たっぷりあればひざ丈のコートにでも仕立てたい感じの、雰囲気の良いデニムです。
当初は、アンティークゴールドの口金に合わせるだけで何の装飾もしないつもりでしたが、出来上がってみると少々シンプルすぎる印象。
なので、デニムのブルーによく似た色合いの、アクリルチェーンをアクセントに飾ってみました。
アクリルチェーンをつないでいるのは、型押し模様のついた金属のチェーンです。
色合いを口金と同じアンティークゴールドで統一して、チェーン自体が悪目立ちしないように、バッグに馴染むよう配慮しました。
そして、内布にはダークブルーとホワイトの細いストライプを使用。
表がシンプルな分、持ち主だけに見える内側はちょっと遊んでみました。
デニムもストライプもカジュアルな雰囲気の布なので、相性も良い感じです。
持ち手の金属ストラップは取り外し可能なので、これを外してクラッチバッグ風に持つ
のもOK。
アクリルチェーン部分は持ち手に出来ないこともないけれど、あくまでもデコレーショ
ンです。強度も足りないし。
サイズは、お財布、スマホ、メイク道具、ハンカチ等々が余裕で入る大きさ。
これだけで十分お出かけできるし、どんな生地とも相性の良いデニムなので、大きなバ
ッグのサブバッグにしても良さそうです。
デニムパンツがどんな人にも似合うように、持つ人を選ばない誰にでも似合うデニムバ
ッグが出来上がりました。