ふと思い立って編み始めたアラン模様のバッグ。
もっと簡単に編み進められるかと思ったのに、
想像以上に時間がかかりました。
たぶん、理由の一つは、
コットンの引き揃え糸を使ったこと。
リネン・コットンの混紡糸を5本
引き揃えて編んだのですが、
糸に伸縮性がないせいかとにかく編みにくい。
特に玉編みの部分など何度も何度もやり直したり
一向に進まずちょっとした拷問でした。
それに、何本も引き揃えた割には糸束が細く、
そうなると当然、編み目の一目ずつが小さいので
いくら編んでも編み地が全然大きくなっていかない(@_@。
何度も編んでは解きを繰り返した挙句、
やっぱりというか、予想通りというのか
ついにその糸で編むのは諦めて、
まともなウールヤーンに持ち替えたのでした。
そして散々ガンバった末に完成したのが、コレ↓です。
アラン模様のかぎ針編みバッグ
アラン模様(Celtic patterns)は
棒針で編むのが通常ですが、
これはかぎ針を使ってみました。
長い棒を2本両手に持つよりも、
短いかぎ針1本のほうが扱いやすいというか
編む作業自体がコンパクトで、
なんというか気軽に取り組める感じ。
編み地は、棒針で編むアラン模様とは違って
すごくミッシリと目の詰まった仕上がりになります。
そして、玉編みやら長々編みやらで
立体的な模様をいれるぶん、
普通の細編みだけのバッグに比べると
糸をたくさん使うことになり、
その分、多少重みも増します。
見た目の可愛さも増すとは思いますが。
「柄」については、今回編んだバッグは、
見ため通り単純なパターンの繰り返しです。
だから本来なら、いったん慣れてしまえば、
そして適切な編み糸を選びさえすれば、
もっとスイスイと編めるはず...。
ちなみに、無事に完成したこのバッグも、
使った糸は極細です。
それらを十数本(!)引き揃え束ねて
太さを出しました。
同じ”引き揃え糸”でもコットンばかりの糸とは違って
滑りの良い柔らかなウール糸だったので、
手に負担も少なく比較的ラクに編み上げることが出来ました。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。