気温がグンと下がって涼しく(寒く)なってくると、
個人的には編み物熱が高まります。
といっても、セーターやらカーディガンといった
大物を編む気力はないので、大きくても
先日のグラニーバッグ程度ですが。
そしてこの数日は、ひたすら『小物』を
編んでおります。例えば、コレ↓など。
100円ショップで買った口金に、
リフ編みを直接編みつけたミニポーチです。
たぶん、毛糸の編み地をがま口に仕立てるときは
口金部分に縫い付けるのがスタンダードでしょうが、
縫い付け用の口金を持ち合わせてなかったので、
差し込み用の口金をそのまま編み包んでみました。
糸が足りなくなりそうだったので、
口金を完全に隠しきれず多少透けて見えてますが。
でも、アイボリーの毛糸に、
金具の温かみのあるゴールドがわりと良く映えて、
あえて口金を透けさせるのも
悪くないなと思いました。
これが、シルバーのものだと
もっとクールな印象になるかもしれませんね。
ところで、編んでから知ったことですが、
口金を編み包んで”がま口”を仕立てるのに専用の
口金って売られてるんですね。
こんなやつ ↓ 。
フレームには溝がなく(編み包むので不要ですね)、
ツマミ(ヒネリ)部分の玉が大きいです。
確かにこれなら、太い毛糸で編んでも、
「口が閉まらない」問題は発生しないでしょう...。
通常の口金を毛糸でくるんでしまうと、
内側(パチンと合わさる方)にも厚みが出る分、
口が閉まらなくなります(゚д゚)!
なので、ツマミ部分をペンチなどでひねって
調整するという手間がかかるのでした。
でもそれさえクリア出来れば、他は問題なし。
小さいので編む時間もさほどかかりませんし、
ちょっとしたプレゼントにもなりそうですよ。
(ハンドメイド品を喜んでくれる人限定でしょうが)
口金は毛糸で隠れてしまうので
100円ショップのもので十分ですし、
毛糸も100均のを使えば、
低予算だけどそれなりに素敵な
贈り物のできあがりです。
ループヤーンや引き揃え糸などを使えば、
プレーンな細編みでも可愛らしい表情に
仕上がると思います。
余談ですが、毛糸の小さめバッグは
着物にも合うかもしれません。
ウールのアンサンブルの着物姿に
毛糸仕立ての口金バッグなんかを持ったら、
いかにも冬の装いっぽくて
きっとチャーミングでしょうね。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。
(編みつけタイプの口金には、バッグ用のカン付きもあるみたいです ↓ )