週末職人

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人の生死は寿命。食事は生き方の質。

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前回は、「You are what you eat. 飲み食いしたもで、あなたのボディもメンタルも出来てます」ということについて書きました。質の良いものを飲食し続けていれば、質の良い肉体が作られて、その健康な体には健全な精神がやどります。そして「健康寿命」というものを伸ばせる可能性も、高くなるかもしれません。それは納得できますし、肌などの見た目にも食べたものが影響するのですから、できるだけ良質な食生活を送りたいものです。

でも、食事に気を付けたから長生きできるかというと、それは別物です。寿命そのものだけに限って言えば、その長さに、食べたものが関係するということは、無いんじゃないかと思っています。

          人の生死は寿命。食事は生き方の質。

そもそも人は、病気や事故で死ぬのではなく、寿命が尽きて死ぬのです。病気や事故というのは、死んだ理由・原因なだけです。寿命というのはそれこそ人それぞれで、長い人もいれば短い人もいます。そして、どれほど体に良いものを食べていようが、それを長引かせることはできません。

寿命について考えるときに、いつも思い出す2つの話があります。それは、頭に直径5センチ位、長さ1メートルを超える鉄棒が貫通した人のこと。そんなものが脳を突き抜けたのに、その人は命を取り留めただけじゃなく、後遺症もなしに復活して、その事故にあう前と全く変わらず元気に今も生きているのです。

かと思うと、もう一つは、自宅の階段から数段落ちただけなのに、打ちどころが悪くて亡くなってしまった人のこと。どちらも外国人の話ですが、この人たちは年齢も40代と30代とほぼ同世代。頭に棒が刺さっても死なずに完全復活する人がいる一方で、家の階段から落ちただけで亡くなるなんて、それこそ「寿命」としか言いようがないと思うのです。    

          人の生死は寿命。食事は生き方の質。

さらに言うと、ウチのご近所に暮らしている数組の老夫婦(80代~90代)を見ていて思うのは、食べ物も嗜好も、寿命だけじゃなく健康にすら関係ないんじゃないか、ということ。

ある80代のご夫婦は、食べ歩きが趣味です。二人とも『油もの』が大好きで、家でももちろん食べるし、週に2回はお気に入りのお店に、串カツやら天ぷらを食べに行っています。

別の80代後半と90代のご夫婦は、「長生きするために」と仙人のような粗食を心掛けているとのことですが、旦那様のほうは若いころからの何十年という喫煙習慣があります。それでも「今まで一度も病気になったことがない」という健康体で、副流煙の被害を受けてるはずの奥様も、夫に負けず劣らずの元気そのもの。

さらに別の80代のご夫婦は、老舗和菓子店のご隠居さん。だからという訳ではないでしょうけど甘い物が大好きで、毎日必ず和菓子やケーキを食べるのが元気の秘訣だと言って、流行りのカフェなどにもしょっちゅう出かけます。

これらのご近所さんたちに共通してるのが、運動すらしてないということ。仙人ご夫婦は除いても皆、好きな食べ物を躊躇なく存分に食べ、面倒だからとウォーキングひとつしてないのに元気でピンピンしてるって、どういうこと?!って感じです。

こういう人たちを見てると、アレは体に悪い、コレを食べると健康になれる、なんてチマチマ考えてるのが馬鹿らしくなりますw。

          人の生死は寿命。食事は生き方の質。

そういえば、アメリカのトランプ大統領もジャンクフード好きで有名ですが、ものすごくお元気ですよね。コーラを1日に10本以上も飲んだり、ハンバーガーやフライドチキンばかり食べてると言われてます。来日した時にも、ファンシーなレストランの特上ステーキにケチャップをつけて食べたとか、ジャンクフードに慣らされた味覚の持ち主であることを披露されてました。

けれど、そんな食生活でも少なくとも、人並外れて元気であることは確かです。トランプ大統領のツイートが過激なのは、ジャンクフードによるトランス脂肪酸のせいではないかと言われいるという記事もありました。トランス脂肪酸はイライラや忍耐力の欠如、うつ病を引き起こす原因であるとされていますが、トランプさん的には体に良いとされる食事に変えてマイルドな性格になるよりも、自分の味覚をガッツリ満足させてくれるジャンクフードをむしゃむしゃ食べて、イラっときたらそれをツイートにぶつけることが元気の秘訣なのかもしれません。

          人の生死は寿命。食事は生き方の質。

さて、タイトルと本文の内容がちょっとズレてきてますが、要は、「どんな食生活を送ってても、寿命までは間違いなく生きられるよ」ということ。そして、「寿命までは何をしてても生きられるけど、食生活の内容によって、体と精神(そしてオーラもw)といった人生の質は変わってくるでしょう」と言いたかったのでした。

思想も食事も極端に偏りすぎるのは美しくありません。自分が美味しいと思うものを、ガマンはせず、でも大人の分別を持って適量を、寿命が尽きる日まで楽しんで食べたいなと思います。

今回も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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