次の日曜日は「母の日」だということを、すっかり忘れておりました。
家に引きこもってばかりで、街中にショッピングに出かけなくなると、季節のイベント事にもウトくなってしまいますね。言い訳ですけど。
ということで昨夜あわてて、何か良さそうなモノはないかとネットを探しまわっていたところ、身近にあるお店のサイトで美味しそうなギフトを見つけることができました。
それは、京都の名店伊藤久右衛門とパパジョンズがコラボした宇治抹茶NYチーズケーキ です。
【伊藤久右衛門】 は言わずと知れた宇治茶の老舗で、スイーツのお店も大人気。本店は宇治ですが、祇園四条にある茶房なんて、いつ行っても満席です。でも、季節に合わせた様々な抹茶パフェは、行列してでも食べる価値十分です。
個人的オススメは、秋限定の「抹茶モンブランパフェ」と、1~2月頃だけ食べられる「抹茶チョコレートパフェ」。このコロナ禍がサッサと落ち着いてくれると茶房の営業も再開されるでしょうし、今年の秋も絶対に「抹茶モンブランパフェ」を食べたい!と期待しております。
もう一方の【パパジョンズ】も、京都を代表するニューヨーク・チーズケーキの人気店です。大学生の頃、私は一時期ここのケーキにはまり、週1ペースで今出川本店のカフェに通っていた時期もありました。
濃厚なんだけど甘さがクドくないというのか、後口サッパリという印象のチーズケーキで、だからまたつい「明日も食べたい」という気になってしまいます。
こちらのオーナーは、アメリカ出身のチャールズ・ローシェさんという方。もともと経営されていたレストランの、デザートとして出していたケーキが、パパジョンズカフェの始まりだそうです。カフェではキッシュやパイなんかも食べられて、そちらも人気です。
どちらのお店のスイーツも、その美味しさは自分の舌で確認済みなので、この二軒がコラボしたチーズケーキなら絶対美味しいに違いない!とニンマリ妄想しています。
もちろん、届いたらこのチーズケーキも、当然おこぼれにあずかるつもりですが、ついでに自分用に「宇治ほうじ茶生チョコレート 」というのも注文してみました。ほうじ茶のスイーツは結構前から人気になっていますが、「ほうじ茶の生チョコ」って今まで出会ったことがないような?
ゴールデンウィーク中にチョコレートを爆食して、反省したのも束の間。やっぱりチョコは、やめられないのでした。
「母の日の贈り物」と言いながら、結局自分の好みを優先させたギフト選びになってしまいました。でも外出自粛の今は、家で美味しいものを食べながら楽しくお喋りして過ごすのが、一番の贈り物になるのかもしれません。
ひとつ残念なのは、このタイミングでのオーダーでは、母の日である5月10日には、残念ながら間に合わないこと。忘れていた私のミス以外の何物でもありませんが。でもそこは、「Happy belated Mother's Day!」ということで、横文字でケムに巻いておこうかと思います…。遅れてもなんでも、思い遣る気持ちに変わりはありませんから。
ちなみに「belated」は「遅ればせながら」という意味で、よく使われるのは「happy belated birthday 遅ればせながらお誕生日おめでとう」というフレーズです。友達の誕生日を忘れていたときにも、メールやカードのメッセージにシレっと使える便利な言葉ですね。ついでに、その逆は「happy early birthday ちょっと早いけど、お誕生日おめでとう」です。
余談ですが、パパジョンズのチャールズ・ローシェさんは、公の場に登場されることも多い京都の有名人です。京都・大原で暮らす元英国貴族の女性 ベニシアさんの、エコなライフスタイルを紹介するNHKの番組「猫のしっぽカエルの手」でも、ベニシアさんの親友ということで、お店にまつわるエピソードとともに紹介されていたことがありました。
抹茶パフェを食べに伊藤久右衛門の茶房行ける日が、一日も早く訪れますようにと祈りつつ、ニューヨークチーズケーキの到着を待ちます。
今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。