週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

オレがやらねば?「誰か」がやってくれます。

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この週末、入院中の友人のお見舞いにいったら、
「早く会社に戻らないと」
「私しかできない仕事があるねン」
「皆に迷惑かけて申し訳なくて寝てられない」
などと、
自分の体調よりも仕事のほうがよっぽど気になる様子。

でも焦っても、すでに病気休暇はとってるんだし、
なによりちゃんと治して健康にならないと仕事できないよ
と、アレコレ言葉を尽くしてなだめては来たのですが…。

 

彼女のように体調を崩したり
やむを得ない事情があるのに、
「締め日に間に合わないから」
「私が居ないと仕事が回らないから」
と、無理して会社に行く人、いますよね。

すごく責任感が強くてマジメな人には、違いありません。
そして立派だとも思います。

だけど、よく言われることですが、
「私がやらなきゃ」「私じゃないとできない」
と思ってるのは本人だけです。

居ないなら居ないなりに、
別の誰かがちゃんとやります

 

何かトラブルや責任が生じるような
窮地に立たされたときもそう。

「自分でなんとかしないと」「自分が解決しなきゃ」
と、責任感で押しつぶされそうに独り苦しまなくても、
出来ないなら出来ないで、
誰かが解決してくれます。

会社の仕事なんて、
代わりにやる人がいくらでもいるんです。

その人が居なければ、
別の誰かがやるのです。

会社ってそういうものだから。

確かに、今日がデッドラインだというのに
急病で休むことになったり、
大事なプレゼン当日に
倒れてしまったりすると、
本人に直接は言わなくても、ウラで
愚痴やら文句は言われる可能性はありますよ。

「もっと早く仕上げておけよ」とか
「迷惑なひと~」
「体調管理も仕事のうち」等々、
自分は万能みたいに、冷淡な陰口を言う人もいます。

だけどそんなの、時が過ぎれば皆忘れます。

そして誰もがそういった予期せぬ状況に
陥ることはあるのですから、
それこそ『お互い様でしょ』
ってことでいいんです。

 

オレがやらねば?「誰か」がやってくれます。

 

もちろん、自分の責任は
ちゃんと果たすに越したことはありません。

でも、どうしても物理的にも精神的にも、
できないことって誰にでも起こり得るでしょう。

そんなときは、絶望的に悩んだり、
リキんで無理する必要はないんです。

 

私も会社員の時には、何度も何度も何度も
その手のことに遭遇してきました。

イベント用に雇っていた派遣スタッフが
イベント当日に来なかったり、
当然手配してるハズのことを
担当者が「忘れてた」ことが直前に判明したり。

その種のトラブルが発覚した瞬間は、
関係者一同ちょっとしたパニックにもなります。

でも次の瞬間には、その場の全員が
「なんとかしよう」と動きますし、
実際「なんとか」なるものなのです。

 

だから「無責任でもOK!」
と言ってるのではないです。

「自分がやらないと」「自分で何とか解決しないと」
と、必要以上に苦しんだり
悩むことはないってことです。

「自分に出来ることなら他人にもできる」
くらいに考えておくことで、
責任というプレッシャーも多少は軽くなるでしょうし、
全部ひとりで抱え込んで
苦しむこともなくなるでしょう?

 

そして同時に、ここで考えたいのは、
「誰かに取って代わられないような人(自分)になる」
には、どうすればいいか、ということ。

自分にしか出来ないこと、自分だからこそできること、
を見つけたいですよね。

自分じゃなくても他の誰でもいい、
他人と取り換えがきくってことは、
自分が自分である必要がなくなりますから。。。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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