週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

苦労はあえて買わなくてもよい、でしょう。

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「若い時の苦労は買ってでもせよ」
という言葉がありますね。

その意味は、
「若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって
 将来役立つものだから、
 求めてでもするほうが良いということ」
とされています。

 

ただ、わたし的には
買ってまでするもンじゃない、
と思っています。

 

苦労は確かに人を成長させます。

けれど、場合によっては、
イジケた性格になってしまうこともあります。

実際にそういう人に出会ったことがあるので
それ以来、「苦労するのも善し悪しかな」
なんて思うようになりました。短絡的ですけど。

 

苦労はあえて買わなくてもよい、でしょう。

 

「そういう人」は、大学の同級生でした。

いわゆる苦学生で、学費も生活費も、
奨学金といくつものアルバイトを掛け持ちして
全て自力で賄って卒業したスゴイ人です。

当時も、今思い出しても、彼にはひたすら
「偉いなぁ」と感心・尊敬しか覚えませんが、
その苦労の経験が、彼の性格には
ネガティブに影響していたようでした。

 

あまり会話することもなかった人ですが
ちょっと雑談すれば、

「自分はこんなにアクセク働いてるのに、
 同級生たちは気楽に遊びほうけてて腹が立つ」
とか、
「アイツは親のコネで就活もせずに就職が決まったのに
 自分はコネがないからどこからも内定をもらえない」
とか…。

少しでも上手くいかないことがあると、
全て自分の境遇のせいにして、人を妬む発言ばかり。

 

そして、やたらと人を妬んだり
ヒネた物の言い方・見方ばかりするせいか、
現実の彼の人生もそれに見合うように
思い通りにいかないことのオンパレード。

だから当然のように、お顔つきや
醸し出してる雰囲気もいつも暗くて、
ホントに悪循環にはまってるという感じでした。

 

その様子を見ていると、
少なくともその当時は、苦労が彼の人格に
良い影響を与えてなかったのは明らかでした。

 

だけど、それから何年も経って
年齢も重ねた今になってみれば、
当時の苦労は貴重な人生経験として活かされて、
彼は器の大きな”大人”になってるかもしれませんね。

また、そうなってて欲しいです。

そうでなければ
「若い時の苦労は買ってでもせよ」の
意味が成り立ちませんね。

 

苦労はあえて買わなくてもよい、でしょう。


ところで、とあるお寺のお坊さまによれば、
苦労することほど効率的(?)に
人の魂を成長させるものはないのだそうです。

その苦労は、自分がこの世に生まれてくる前に
自分で自分の人生に仕掛けてくるのだとか。

そして、自分で仕掛けてきたものなので、
遭遇した苦労は、誰もがそれぞれちゃんとクリアし
乗り越えられるものなのだそうです。

 

ということは(゚д゚)! 事前に自分で、
魂磨き用にセッティングしてきた苦労が
人生の途中に待ち構えてるのだから、
それ以外にわざわざ「買って」までも
経験しなくてもいいですよね。

 

 

さて、こじつけながら無理やりまとめると
つまりは、

苦労は誰もの人生にちゃんと設定済みなので、
わざわざ買わなくても良さそうです。

無理に経験すると、性格がゆがむ可能性も
無きにしも非ずです。

そして、その設定されてる苦労は
必ず自分で克服できるものなので、
多少難しくてもイジケる必要ありませんよ。

って感じでしょうか??

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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