週末職人

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断捨離してしまう前に。お気に入りだった服生地で小物作り。

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「古いジャケットを何度も捨てようと思うんだけど、このツイードが大好きだからなかなか思い切れない」と、電話口で嘆く友人。「好きならそのまま持っておけば?」と他人事感満載の返事をしながら、ふと、リメイクすればいいんじゃないかと思いつきました。

街のリフォーム屋さんでやってるような、ワンピースをスカートにしたりといった、別の型の服に作り直すのではなくて、生地だけ使って小物を作るリメイクです。

          断捨離してしまう前に。お気に入りだった服生地で小物作り。

よく、母親や祖母から貰った着物だけど自分は着ることがないからと、ほどいて洋服に仕立てたり、日傘に作り直したりされてますよね。ハンドメイドする人用に、傘の骨と作り方レシピがついた「手作り日傘キット」も売ってたり。京都か奈良だったか、着物を日傘にリメイクする専門の職人さんもいたはずです。

ああいう感じで、洋服から日傘を作るのは生地の分量的に無理でも、バッグやポーチなどの小物なら、どんな洋服からでも十分可能じゃないかと思ったのです。

時代遅れの「型」になったとしても生地に何の傷みもなく、ましてお気に入りの服だったなら、着物をそうするように、別の物に作り直すのも一考の価値があるのでは?

流行遅れや、縮んだ(自分が太った?)という理由で、好きでも着られないまま保管しておくより、別のモノに生まれ変わらせて「現役復帰」させられれば嬉しいですよね。

生地からオーダーで洋服を仕立てると、余った布地で巾着ポーチなどの小物を作ってくれることがありますが、それと似たような感じかなと思います。

          断捨離してしまう前に。お気に入りだった服生地で小物作り。

ということで、友人にそう提案したところ、大喜びで「早速送るわ!」と勢いよく電話を切られたのでした...。

ジャケットなら背中部分くらいしか大きく生地は取れないとしても、ある程度の大きさのポーチくらいなら十分作れるでしょう。パッチワークが好きな人なら、袖部分などもいくらでも使えそう。他にもスカーフなどは、薄すぎて表布としてはムリそうでも、内布(裏地)になら使えますよね。

「まあ、ビンボー臭いこと!」と言れたらそれまでです。でも、特に布好きの人なら理解していただけると思いますが、生地が気に入ってるから捨てられないという服は、ほんとに少なくないのです。洋服としては二度と日の目をみないだろうそれらを、タンスの肥やしにしておくくらいなら、形を変えて再デビューさせたほうが、生地も生き返るのではないでしょうか。

          断捨離してしまう前に。お気に入りだった服生地で小物作り。

さて、友人から送られてくる服は、いつものように口金と合わせてポーチにするか、あるいは紅茶好きの彼女の趣味に合わせて、ティ・コジーとコースターのセットなどにする予定です。

「おうち時間」がタップリある今、ハンドメイドは趣味じゃないという人も、普段やり慣れないことをすることで、脳を刺激するのもいいかもしれませんよ。

極端な話、サイズが10cm四方のコースターなら手縫いはもちろん、ノリや両面テープで表と裏の生地をくっつけて仕上げても、自分用なら問題ありませんよね(お洗濯はできませんけど)。

 

ちなみに、手作りキットを使って日傘を自作した知人によると、想像以上に簡単に作れたそうです。型紙通りに二等辺三角形を複数枚切りだし、あとは直線縫いだけでOKだとか。持ち手部分にタッセルを付けたりして、好きな布で作った世界に一つだけの日傘って素敵ですね。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

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