今朝のこと。
昨年末に作った「腰高フォルムのがま口ミニポーチ」の写真が、
インスタグラムのminne_official広告の1ページ目に掲載されているのを
発見してしまいました。
インスタを開いたとたんに、その写真が目に飛び込んできたのですが、
自分のアカウントページだと思って、最初は何も思わずスルー。
でもよく考えたら、その作品写真はまだインスタにアップしてなかったことに
気づいて、よくよく見たところ、minne_officialの広告に使われていたのです。
minneから事前に何の通知もなかったので結構びっくりはしましたが、
モノの作り手としては、より多くの方々の目に触れる機会を得て、本当に
とてもとてもありがたいこと。
このブログでも時々作品を紹介していますが、ハンドメイド通販サイトで販売中だと
書くのは、宣伝みたいな気がして避けていました。
でも正直に言って、このminneの広告への採用はとても嬉しかったので、作った品を
通販サイトで販売する時には、これからはブログに記載していこうかと思います。
ところで、掲載されてるこのミニポーチは、私が今まで作った「がま口」の中では
一番の「腰高」。
つまり、横に張り出してピっと角になっているところが、通常のがま口よりも高い
位置にくるよう作っています。
使った型紙は、先日作ったヴィンテージのシルクファブリックのものと同じです。
出来上がりの見た目的には、ヴィンテージ生地のほうが角の位置がより高く、
シャープな印象がありましたが、サイズは全く同じです。
このポーチは、フランス製のジャカード生地を使っているのですが、
生地に厚みがある分、角が強く出ずに、ふっくらまろやか感のある仕上がりに
なりました。
同じ型紙を使っても、生地によって仕上がりの印象が全然変わってくるのは、
当然のようですが、とても面白いところですね。
そしてこのジャカード。
フランスのSAFECO france社のもので、コットンがメインの混紡生地です。
とてもしなやかで、サラサラした綿の肌触りが、手に持っていても気持ち良いので、
もっと大きくて日常的に手肌に触れる機会が多いようなモノ、
例えばクッションカバーなんかに仕立てても良さそうなインテリアファブリックです。
人それぞれ好みはあるかと思いますが、
* ワンアクションで片手だけでも開閉でき、
* 口が大きく開いて中身を出し入れしやすく、
* パチンの音とともに固くしっかり口が閉まる、
「口金」を使ったポーチは、とても使い勝手の良い便利なアイテムです。
さらには、それが自分好みの生地で作られていたら、目にするたびに楽しい気分にも
なれますよね。
お店や通販サイトで、好みのものを探すのも楽しいけれど、慣れれば作るのは簡単なの
で、ハンドメイドの取っ掛かりとしても、とてもおすすめです。
バッグなんかを作ろうと思うと生地もそれなりの大きさが必要になりますが、
手のひらサイズのコインケースやポーチなら、ハギレで十分にコト足ります。
ハギレもわざわざ買わなくても、誰かに貰ったけど柄がハデで使ってないハンカチ
とか、断捨離して捨てようと思ってた服の生地とかを使うのも面白いです。
小さなものならミシンがなくても手縫いで仕立てられますので、100円ショップで
売ってる口金を使って、一度ものは試しで、「がま口」を作ってみませんか?